宅建は満点を狙った学習をするべきか?
宅建の合格基準点は、合格者数の変更や試験範囲・難易度の変更といった大きな変更がないという前提条件に変更が無い限り、50点中35点前後に調整されると思います(合格率、合格点、受験者数など)。過去の合格点で最も高かったのが36点ですから、40点を取ればひとまず安泰です。
ですから、合格することが第一の目標であるならば、満点である50点を狙う必要は無く、正答率が高い問題、絶対に落としてはいけない問題を何度も繰り返し学習し、試験に備えたほうがよいです。
宅建のベテラン講師でさえ、満点を必ず取れるとは限らないとおっしゃられていました。
特に抵当権や不動産登記法、税などを完璧に対応できるようするには、司法書士や税理士の試験範囲にまで手を出す必要がありますから、効率的であるとは言えません。
ある程度学習が進んでいくと、もっと新しい、そしてくわしい知識が欲しくなったりもしますが、効率的な宅建学習という視点で考えると、時間の無駄ということになります。
ただ、そのような好奇心旺盛な気持ちを持つことはすばらしいことですから、試験が終了し、それでもなお興味がある部分については思う存分調べてみてはいかがでしょうか。
では、宅建の試験範囲で捨ててもよい部分はどこか?
以下に書く内容は、あくまでも私のケースであることを認識されてお読み下さい。
基本的に最初から捨てようと思った場所はありません。ただ、これはどうみても機械的に暗記するだけの部分で、しかも出題頻度が下がっているというような部分は完全に捨てました。
具体的な例としては、法令上の制限の分野である、用途制限の一覧表です。映画館はどこで建築可能か、建築許可が必要な場所はどこか?というような、実務では担当者がその表を見ながら作業をしているというような部分です。
実務で表を見ながら仕事をしてるのに、これを暗記して今後何かに役にたつことがあるのだろうか?と考えた瞬間に覚える気にはなりませんでした。これを言ってしまうと、他の部分もテキストを見ながら実務をこなせばいいではないかと言われてしまいそうですがご勘弁願います。
捨てようと決めた用途制限は、選択肢の1つや2つとして出題される可能性はこれからも0とは言い切ることはできませんが、この部分を暗記するのに必要な労力を、別のもっと重要な頻出問題の理解や繰り返しという時間に回しました。
また、毎年必ず1題ずつ出題される建物、土地、統計の部分は、1問しか出ないわりには学習量が多いので捨てようとも思ったのですが、これだけは抑えておきたいというような部分は各学校や講座、テキストなどにコンパクトにまとめて書いてありますから、その部分だけ試験2週間前からこなし、未知の問題が出たらきっぱりあきらめようと決めました。
この建物、土地、統計の部分は考えさせるという問題よりも、知っているか知らないかという部分ですから、割り切ることも必要かもしれません。
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